菊田 浩です、クレモナでヴァイオリン製作をしております。
弾きやすく、明るい音色で響き、年月とともに成長する楽器を目指し、一台一台、心を込めて仕上げています。
幅広い音楽表現ができる、質の高い楽器を目標に製作しています、ぜひ一度、お試しください。
【菊田浩 プロフィール】
1961年 名古屋市出身
1996年 NHK の音響エンジニアとして勤務する中、35歳で弦楽器製作を開始。
2001年 40歳で退職、イタリア・クレモナ国際ヴァイオリン製作学校に入学。
2004年 同校を首席で卒業、マエストロ・ニコラ・ラザーリ氏に師事。
2009年 クレモナ市内に工房を開設、現在に至る。
【コンクール受賞歴】
2006年 ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリン製作コンクール(ポーランド)
【第1位】、ゴールドメダル、最優秀音響賞
2007年 チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン製作部門(ロシア)
【第1位】、ゴールドメダル
2012年 トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクール・ビオラ部門(クレモナ)
【第5位】
2013年 VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)
【第3位】、ブロンズメダル、最優秀技術賞

ブログやSNSも、
ぜひ、ご覧ください。
クレモナ 時計塔と大聖堂
【お気軽に お問合せください】
via Alfeno Varo 7
26100 Cremona Italy


菊田ヴァイオリンの 特長

【スタイル】
クレモナの巨匠、ジオ・バッタ・モラッシー氏の直弟子の二人、ロレンツォ・マルキ氏とニコラ・ラザーリ氏から伝統的クレモナスタイルを勉強しました。
力強さと柔らかさ、精密さと優雅さの絶妙なバランスがテーマです。

クレモナ在住のヴァイオリニスト、
横山令奈さんによる試奏動画をご紹介しています。

現在、宮地楽器小金井店にて、2011年製のヴァイオリン、そして2018年製のビオラが展示されており、ご自由に試奏いただけます。
宮地楽器さんのHPにて、私の経歴も併せてご紹介いただいておりますので、ぜひご覧ください。
おかげさまで、多くの製作依頼をいただき、現在、ご注文から完成まで、数年間のお時間をいただいております。
楽器製作に関する詳細は、宮地楽器さんにお問い合わせいただくか、私宛にメールをお送りいただければ幸いです。
kikuviolino@gmail.com (菊田 浩)
宮地楽器小金井店での店頭価格
ヴァイオリン 2,000,000円(+税)
ヴィオラ 2,400,000円(+税)
モデルや材料のご希望、ニスの色合い、部品の選定、ネックの握り心地、音色のご要望についても、完成まで詳しくご相談させていただきながら、可能な限りご要望にお応えできるように製作いたします。お気軽にお問合せください。
【試奏できます】
【ニス】
師匠のマエストロ・ニコラ・ラザーリのスタイル、滑らかな光沢と味わい深さを目指しています。
時間をかけて、丁寧に仕上げています。
【サウンド】
新しい楽器にオールドの響きを求めるのではなく、新作らしい、明るくフレッシュな音色を追求しています。
最大限の音量と反応の良さを持ち、そして柔らかい表現もできる楽器を目指しています。
新しく誕生した楽器が、年月とともに深い響きに成長していく過程を、ご一緒に過ごしていただければ嬉しいです。

菊田浩の バイオグラフィー
【ヴァイオリン製作と出会い、製作家として独立するまでをご紹介します】
ヴァイオリンと出会うまで
1961年 名古屋市に生まれる。
子供の頃から物作りに興味を持ち、模型製作などに熱中する。
10歳の頃にギターを始め、音楽活動に没頭するが、ヴァイオリンは遠い存在と思い込み、意図的に避ける日々が続いた。
1980年からNHKに20年間勤務、クラシック音楽のミクサーとして コンサートホールでのオーケストラ録音などを担当し、銘器と呼ばれる楽器に数多く出会い、その音色に魅せられる。

1994年頃 NHKのスタジオ にて音楽録音
ヴァイオリンとの出会い~製作開始
1996年 ウィーンの骨董市で偶然見つけた古いヴァイオリンを手に取ったことが、ヴァイオリンとの運命の出会いとなる。
思わず購入して眺めているうちに、ヴァイオリンの魅力に目覚め、製作を学ぶことを決意。仕事をしながらのヴァイオリン製作を開始。
その頃クレモナから帰国した岩井孝夫氏との親交を深め、岩井氏が手がけたヴァイオリン製作ビデオを主なテキストとして、クレモナの製作スタイルの勉強を始める。
1999年 クレモナ派の製作スタイルを追求する中で、ニコラ・ラザーリ氏のヴァイオリンに出会い、その美しさに大きく影響を受ける。
ラザーリ氏に師事したいという思いを断ち切れず、クレモナへの留学を決意する。

1997年 東京での製作時代
ラザーリ工房での修行と、独立
在学中からニコラ・ラザーリ氏の工房に通い勉強していたが、卒業と同時に弟子入りし、プロの製作家としての修行を積む。
日本では学びきれなかった、クレモナ的なヴァイオリンのスタイル、優美さと温かみを持ちながら、精密さを兼ね備えた楽器を目指し、ラザーリ氏の下で精進を重ねる。
独立後、クレモナ市内に高橋明氏と共同で工房を開設。
【現在】
イタリア弦楽器製作家協会(ALI):プロフェッショナル会員
関西弦楽器製作者協会(KSIMA):会員
日本バイオリン製作研究会(VSJ):会員

2002年 ラザーリ師匠の工房にて
クレモナの製作学校に留学
2001年 20年在籍したNHKを退職し、クレモナの国立弦楽器製作学校の3年生に編入。巨匠ジオ・バッタ・モラッシー氏の直弟子、ロレンツォ・マルキ氏に師事。
卒業までの3年間で、マルキ氏から道具の使い方の基礎からイタリア式ヴァイオリン製作の真髄までを、厳しい指導で叩き込まれる。
2004年 同校を首席で卒業。同時にフェラローニ財団より最優秀卒業生として表彰され、奨学金を授与される。

2003年 ロレンツォ・マルキ先生と
製作コンクールへの参加
2005年 第1回 ルビー国際ヴァイオリン製作コンクール(チェコ)にて 第4位入賞。
2006年 第1回 VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)にて 第5位入賞。
2006年、第11回 ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリン製作コンクール(ポーランド)にて 優勝と同時に最優秀音響賞受賞。
2007年 第13回 チャイコフスキーコンクール・ヴァイオリン製作部門(モスクワ)にて 第1位ゴールドメダル受賞。
2012年 第13回トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクール(クレモナ)にて ヴィオラ部門 第5位入賞。
2013年 第5回 VIOLINO ARVENZIS 国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)にて 第3位ブロンズメダル受賞。同時に最優秀技術賞とALI賞を受賞。

2006年 ヴィエニアフスキーコンクール 優勝

いままでに製作した楽器
【今までに製作した楽器の中から抜粋して、写真でご紹介します】
ボタンをクリックすると別画面で写真をご覧いただけます




菊田浩 製作
4台のヴァイオリンの音色比較
2015年11月24日
愛媛県医師会館 ホール
菊田浩製作楽器による演奏会 より
ヴァイオリン:野澤健太郎
司会:山本岳志 楽器説明:菊田浩

ヴァイオリン製作ギャラリー
【ヴァイオリンの製作工程を、写真と動画でご紹介します】

お問い合わせは、こちらへ
【菊田ヴァイオリン工房】
ご来訪いただき、ありがとうございました。
楽器製作についてなど、メールにてお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
現在、宮地楽器小金井店にて、2011年製のヴァイオリン、そして2018年製のビオラが展示されております。
宮地楽器さんのHPにて、私のプロフィールと併せてご紹介いただいております。
ご自由に試奏できますので、ぜひ一度お試しください。
宮地楽器小金井店での店頭価格
ヴァイオリン 2,000,000円(+税)
ヴィオラ 2,400,000円(+税)
お問い合わせをいただきましたメールには、必ず返信しております。
返信が無い場合は、スパムの設定などをご確認いただきました上で、再送信いただければ幸いです。
(お手数ですが、こちらのアドレスも試していただければ幸いです violino45@hotmail.com)
